天までとどけ六都子(むつこ)
六都子(むつこ)
六都子(むつこ)は、天までとどけに登場する丸山家の二女。
六都子は待子に次ぐ二代目「ちゃいかぁ」です。
経歴
小中学校の頃は音楽家の中山や是枝のおばあちゃんなどのストーリーに関係する六都子ですが、高校から自らがメインとなるストーリーが始まります。
高校では六都子は目的のない大学進学を疑問に思い、高校卒業後は大学には進学しませんでした。
内心では大学進学の希望は少しあったものの丸山家の経済的事情題を考えて言い出せず、社会に飛び込みます。
当初は待子の息子・一也のベビーシッターをしたり、ロッテリアでアルバイトをしたり、遊園地で着ぐるみのアルバイトをしたりしていました。
そして、正平の妻(当時は彼女)の尚子さんの紹介で黄陽出版でアルバイトを始めたところから、出版や文学に携わる人生に入っていく六都子。
しかし、黄陽出版で働き続けていても正社員への道が厳しいようでした。
偶然見たTVドラマに感動した六都子はシナリオライターという道を見出し、シナリオライターを目指します。
川上詩織さんのもとで脚本家のアシスタント業務をしながら、黄陽出版からお世話になっている金子先生の資料調べのアルバイトも掛け持ちしています。
人物像
六都子は小さな頃は妹の七穂子・八菜子と三姉妹風な感じでしたが、高校卒業後は”長女の待子ほど大人の女性でもなく、七穂子・八菜子よりは大人である”という独自のポジションに位置していきます。
学生の頃から年齢からするとしっかりとしている印象があり、上の兄弟から下の兄弟からも頼られる存在です。
劇中では「天までとどけ4」以降は長女の待子に代わってナレーションは六都子が担当し、六都子からの視点を通してナレーションが展開します。
六都子は「天までとどけ」シリーズのなかでも関連ストーリーが多いキャラクターです。
シリーズ序盤は是枝のおばあちゃんや六助さんやフルート奏者の中山さん、中盤では大学進学を悩んだり、色々なバイトをしたり、待姉のところで一也の子守もしていました。
終盤では、黄陽出版や川上詩織先生や金子先生関係のお話など、ストーリーも盛りだくさん。
また、新社の柴田順さん、六都子に一目惚れした大学生の小森淳くん、シナリオライターを志す青年・野中さんなど、天までとどけシリーズでは六都子の恋の話も多かったです。
天までとどけの六都子役について
- 家族構成:二女
- 俳優:滝沢 幸代