天までとどけ3の31話から40話のあらすじ
31話
待ちにに待った雄平と定子の帰国日がやってきた。
丸山家の子ども達は両親の帰国歓迎パーティーを計画します。
そんな中、六都子が買い物に出ている途中、
知らない男に誘拐されそうになります。
海外旅行から戻り事情を聞いた雄平は念の為に警察へ連絡する。
一方、歓迎会は雄平と定子らのドイツの土産話に花が咲いた。
2日後、六都子を連れ去ろうとした犯人が逮捕され新聞に掲載された。
32話
丸山家の子ども達の間で風邪が広がった。
症状が軽くなるにつれて、学校を休んだ九や十郎、士郎、十次郎たちは大騒ぎだ。
そんな時、登校した七緒子が友達の父親のお通夜に出る為に帰宅した。
丸山家の周りでは元・フルート奏者の中山や六さんの一人息子が亡くなって、
周りの人間の不幸事が続いていました。
子ども達はそれぞれ人の死について考える。
33話
木工所に勤める正平のもとに1本の電話が入った。
相手は北九州市の太陽の橋をデザインしたデザイナーの福田繁雄氏。
以前申し出ていたインタビューを承諾してくれたのだった。
翌日、正平は福田の家を訪れて木の玩具についての着想を伺う。
一方、雄平は未解決の麻薬売人殺人事件を追うなかで、
フィリピン人女性のジュディとアンセルモという少年に出会っていた。
34話
麻薬売人事件の犯人を密告したジュディから再び連絡が入った。
雄平がアパートを訪れると、ジュディは不法就労で逮捕された後で、
部屋にはアンセルだけが残されていた。
雄平が近所の住人に事情を聞き込むとアンセルモは両親がおらず、
ジュディに育てられつつも、学校には通っていないことが分かった。
35話
アンセルモは両親がいない寂しさから自分意外の相手を信じたり、
人からの情を素直に受け止められない性格になっていた。
それを見かねた雄平は一旦アンセルモを丸山家に連れて帰りました。
図々しい態度のアンセルモを丸山家の子ども達は歓迎しませんでした。
早速、アンセルモと子ども達がケンカを始めてしまい…。
36話
アンセルモを預かるラーメン屋の主人・寺西は、先行きの判断に苦しんでいた。
雄平はそんな寺西の事情を悟り、
行方不明のアンセルモの実の母親を探しに行こうと決心する。
一方、丸山家では定子が珍しく2、3日家を空けることになった。
小学校の恩師の米寿のお祝いに岩手に駆けつけるためだ。
37話
毎朝新聞に勤める待子の同僚・深見の転勤が決まった。
早速、深見に思いを寄せていた圭子に待子は連絡を入れました。
数日後、待子は圭子から「傷つくのが怖くて告白できない」と相談を受けました。
傷つくのを恐れずに手紙を書いてみることを待子は提案した。
一方、公平を保護したと雄平のもとに連絡が入りました。
38話
公平が泥酔して看板や窓ガラスを壊し喧嘩したことで警察に保護された。
雄平が事情を聞くと先輩から「コックに向かない」と言われて、
自信を失くしたそうだ。
弱音を吐く公平に対して「大人なんだからどうするかは自分で決めろ」と、
あえて雄平は冷たく突き放しました。
39話
雄平から冷たく突き放された公平はショックを受け、信平に相談に行った。
信平と公平は昔から丸山家一といわれるほど仲が良い。
雄平の本心を悟った公平は雄平に「コックになる」と強い決意を述べる。
一方、定子が岩手から帰ってきました。
雄平は家を空けていた間の公平のことを定子に話し、
心配する気持ちを打ち明けました。
40話
雄平は週末を使ってアンセルモの母親を捜すために山梨へ。
毎朝新聞の山梨支社も協力のもとでの捜索ながら、
写真と僅かな情報だけでの捜索は一筋縄ではいかないようでした。
一方、お米屋さんの妻・時江さんの紹介で吉竹という男性が五郎を訪れた。
柔道一本の五郎は、相撲のスカウトに訪れた吉竹の誘いを断る。