天までとどけ6の31話から40話のあらすじ
31話
十郎の大手術は無事に成功した。
子ども達から「お母さんは少し寝てゆっくりとして」と言われても、
十郎のそばにいてやりたいと病院を離れなかった定子も一安心していた。
一方、金子先生の家に原稿を取りに行った六都子は、
文芸新社の柴田と出会いました。
32話
桑原が十郎のお見舞いに来た。
雄平は桑原に十郎から聞いていた行方不明の妻子のことを聞くと、
桑原は家族との再会を熱望している様子だった。
雄平は部下の北小路に桑原の妻子の居場所を掴むように指示を出す。
一方、くに子が上京している待子の家に尚子さんの父・和夫が現れた。
娘に帰るように説得してほしいというお願いに来た和夫をくに子は追い返した。
33話
十郎が病院で知り合った盲目の千恵ちゃんの手術は残念ながら失敗した。
退院した後も千恵ちゃんとは文通することを伝えて十郎は退院した。
そして、公平の屋台に心強い助っ人が現れた。
アチーバ号の同僚のアントニオがロボーティを手伝ってくれることになった。
公平は友人の存在に改めて感謝した。
34話
十郎が田宮さんのご厚意で定子と毎朝新聞の保養所に出掛けた。
定子がいない間、くに子が丸山家を助けてくれることになった。
くに子は贅沢も言わずにお手伝いを申し出る子ども達に感心した。
一方、金子先生の家では六都子が田宮さんの妻・美和子と出会う。
金子の妻・英理子は美和子さんの高校の後輩だということが分かった。
居合わせた柴田とも食事をし、それがお見合いだと知らせれ六都子は動揺した。
35話
雄平の部下の北小路が調べていた桑原の妻子の所在が分かった。
桑原は意を決し、スーツを着て妻子のもとへ早速会いに行った。
翌日、くに子が光へ帰る日に待子が2人目を妊娠していることが分かる。
明るいニュースはすぐに丸山家にもすぐに伝わって、
丸山家の全員が嬉しい知らせw喜んでいました。
36話
同級生の不良の木下に片思いをしている八菜子は、
スーパーで偶然木下と出会いました。
八菜子と木下が公園で話をしていると、
木下が一人暮らしをしていることが分かった。
一方、六都子は柴田から食事デートに誘われました。
「面白い店がある」と友人から勧められた柴田は、
兄の店とは知らずに六都子をロボーティに招待してしまう。
兄のお店と聞いて柴田は赤面した。
37話
信平が留学前までお世話をしていた浮浪者のオタルが亡くなった。
時々顔を出していた公平はショックをとても受けました。
警察を訪れると、オタルはもともと小樽に住む旧・国鉄職員だったことが分かった。
持ち金で買った懐中時計は幸せな当時を思い出すアイテムだった。
高校では、八菜子が木下の弁当を作って登校しはじめました。
38話
定子は七穂子から木下が不良であることを聞いて少し心配していたが、
八菜子を信じることにしました。
一方、正平と尚子さんは内原家の気持ちを察して結婚式は控える選択をしたが、
尚子の父・和夫は「花嫁姿をも見せない復讐か」とその行為に更に怒った。
雄平は新郎新婦の写真を撮って送るように二人に助言しました。
そんな折、木下が父親を刺したというニュースが雄平のもとに入りました。
39話
八菜子が片思いをしている木下は進学のことで父親と喧嘩をしたらしい。
木下は父を大学教授に持つ裕福な家庭ながら、
お金だけを渡されて一人暮らしをさせられている状態でした。
以前にその話を公園で聞いていた八菜子は激しく落ち込みました。
そして、正平と尚子が入籍をしました。
写真館で和装姿の写真を撮り、二人は内原家にも写真を送った。
40話
正平と尚子さんが結婚した。
正平はリゾートホテルから椅子とテーブルの設計をしてほしいという依頼も入り、
デザイナーとしての仕事もなかなか順調な様子でした。
正平は色々問題があったものの無事に結婚し、
待子は第二子を妊娠、他の子ども達もこの1年でずいぶんと成長した。
雄平と定子は寂しさを感じながらも、子ども達の巣立ちを祝福していた。